アルバイトの苦い思い出

私は10代の頃、今はなきサークルKでバイトをしてたことがある。
そのサークルKはオープニングスタッフを募集してて、私はオープニングスタッフとして働くことになったの。

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オープン前の店舗内では数週間かけて研修が行われて、オープン前から他のスタッフの人と何度か顔を合わせることがあった。
お店を宣伝するために町内にチラシを配りに行ったり、お店の装飾をしたり‥
通常のコンビニバイトでは経験できないことも経験させてもらった。

オープンしてからはお昼頃から夕方、遅い時は夜まで働いてたから、パートのおばちゃんと一緒に働いたり、夕方からくる高校生の子と働いたり、夜勤の人と顔を合わせることもあった。
これだけ幅広い年齢層の人と顔を合わせてたのは私くらいなんじゃないかな?っていうくらい、オールマイティーな時間で働いてた記憶がある。

でも、オープニングスタッフとして働いてると、途中でやめていく人を見かける人も多くてすごく切ない思いもした。
そして、オールマイティーな時間で働いていたからこそ、穴埋め要員として駆り出されることも多かった。
最初の頃はそんな働き方でも“お店の役に立ててる”なんて思えてうれしかったんだけど‥
途中からこれまでと同じ時給で1人でお店を任されるようになったり、人が足りない分こき使われるようになって、どんどん不満が溜まっていった。
ただ、まぁ給料は貰ってるからやるべきことはやってたんだけど、途中で精神的に限界が来てある日突然バイトに行けなくなった。

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その日から一切サークルKに顔を出すことはなくて、家族伝いでお店にバイトを辞めることを報告した。

当時は罪悪感でいっぱいだったけど、私が辞めて以降、オーナーの人使いの粗さが露呈してどんどんアルバイトの人が辞めていったっていう話を聞いてちょっと納得した。
パートのおばちゃんや他のアルバイトの人に迷惑かけちゃったことに対して申し訳なさはあるけど、当時の私、よくがんばった。